岩国市由宇町の歯医者|桝尾歯科クリニック【入れ歯・審美・予防歯科】

〒740-1426 山口県岩国市由宇町由宇崎5-1 駐車場12台完備

【医院名・所在地に関するご案内】

当HPは「桝尾歯科クリニック公式HP」です。

桝尾歯科クリニック 院長:桝尾隆一
〒740-1426 山口県岩国市由宇町由宇崎5-1
電話:0120-63-77-63

なお、岩国市内には名称の似た「桝尾歯科医院」様がございますが、当院「桝尾歯科クリニック」とは別の医療機関です。

ご来院・お問い合わせの際は、医院名・所在地・電話番号をお間違えのないようご確認ください。

診療時間
9:00~12:00 ×
14:00~18:00 × × ×

休診日:日、祝、木と土の午後(最終受付17:30)

2026年院長ブログ

天野教授の講義のまとめ

当院が目指す「良い口腔フローラ」とは?

― 菌を殺す歯科から、口腔の生態系を整える歯科へ ―

私たちの口の中には、非常に多くの細菌が暮らしています。

「細菌」と聞くと、すべて取り除いた方がよいように思われるかもしれません。

しかし、実際の口腔内はそれほど単純ではありません。

健康なお口にも多くの細菌が存在し、お互いに影響しながら一つの「生態系」をつくっています。

大切なのは、

「菌をゼロにすること」ではなく、「悪玉菌が増えにくい環境をつくること」。

これが、当院が考えるこれからの歯周病予防です。


歯周病は「悪い菌がいる」だけの病気ではありません

健康なお口の中にも、さまざまな細菌が共存しています。

ところが、そのバランスが崩れ、歯周病に関係する細菌が優位になってくると、歯肉の炎症や出血、さらには歯槽骨の破壊へとつながっていきます。

このように細菌叢のバランスが病原性の高い方向へ変化した状態を、

Dysbiosis(ディスバイオーシス:細菌叢の乱れ)

と呼びます。

反対に、細菌と私たちの身体がバランスよく共存している健康な状態が、

Symbiosis(シンバイオーシス:共生)

です。

当院が目指したいのは、

DysbiosisからSymbiosisへ。

単に細菌を減らすのではなく、病気を起こしにくい口腔フローラを育て、維持することです。


なぜ今、「FN菌」に注目するのでしょうか?

歯周病菌の世界では、それぞれの菌が単独で生活しているわけではありません。

菌同士がくっつき、栄養をやり取りしながら、バイオフィルムという一つの社会を形成しています。

その中で近年、非常に興味深い存在として注目されているのが、

Fusobacterium nucleatum(FN菌)

です。

FN菌は、さまざまな細菌と結びつくことができ、バイオフィルムの中で菌と菌をつなぐ**「橋渡し役」**として知られています。

そして、その先に存在する重要な歯周病菌の一つが、

Porphyromonas gingivalis(PG菌)

です。

PG菌は、歯周病の病原性を考えるうえで重要な「キーストーン・パソジェン」と呼ばれる細菌です。


611人の唾液を調べると見えてきた「FN菌を中心とするネットワーク」

2024年、米国微生物学会の学術誌 Microbiology Spectrum に興味深い研究が発表されました。

日本人611名の唾液を解析したところ、唾液中のFN菌の割合が多い人では歯周炎が多く、口腔細菌叢の構成にも違いが認められました。

さらにFN菌の割合は、PG菌・Tannerella forsythia・Treponema denticolaという、いわゆるレッドコンプレックスをはじめ数多くの歯周病関連菌と相関することが報告されています。

詳細な解析では、FN菌の割合がレッドコンプレックスや近年注目されている歯周病関連菌を含む28種類の口腔細菌の割合と関連することが示されました。

ここから見えてくるのは、

「PG菌だけを見ていてはいけない」

ということです。

FN菌は、PG菌をはじめとする多くの菌が共存するバイオフィルムの形成や、病原性の高い細菌叢への変化に関わっている可能性があります。

つまり、

悪玉菌だけを追いかけるのではなく、悪玉菌が繁栄できる「生態系」そのものを考える。

これが新しい視点です。


FN菌とPG菌 ―「環境」と「主役」の関係

FN菌は、PG菌などがバイオフィルム内で定着・増殖するための橋渡しに関与します。

さらに菌同士は、代謝産物などを介して互いの生育に影響を与えています。

したがって、

FN菌を抑える

菌同士の橋渡しやPG菌を支える環境を弱める

PG菌が繁栄しにくい環境へ

という考え方が生まれます。

これは単純に、

「悪い菌を見つけたから、その菌を殺す」

という発想とは少し違います。

PG菌が住みやすい「バイオフィルム」そのものを、住みにくい環境へ変えていく。

そのように考えると分かりやすいかもしれません。


さらにPG菌には「ジンジパイン」という武器があります

PG菌が問題なのは、菌そのものだけではありません。

PG菌は、

ジンジパイン(gingipain)

という強力なタンパク質分解酵素を産生します。

これはPG菌の重要な病原因子の一つで、歯周組織の破壊などに関与します。

つまり歯周病原性を考えるときには、

① PG菌が繁栄する環境

だけでなく、

② PG菌そのもの

さらに、

③ PG菌が持つ「武器=ジンジパイン」

まで考える必要があるわけです。


CPC+CAE+EDTAという興味深い研究

ここで私が注目しているのが、

CPC・CAE・EDTA

という成分を用いた細菌叢制御の研究です。

① CPC+CAE → FN菌を含む病原性バイオフィルムへのアプローチ

2023年の日本歯周病学会で報告された唾液由来バイオフィルムモデルでは、CPCまたはCAE単独の場合と比較して、CPC+CAEの併用によってFN菌とPG菌が減少し、一方でStreptococcus属は維持されたことが報告されています。

これはまだ基礎研究の段階ですが、非常に興味深い結果です。

なぜなら、

「すべての菌を同じように減らす」のではなく、病原性の高い細菌叢を減らして、健康な細菌叢へ導く」

可能性を示しているからです。


② CPC → PG菌そのものに作用

CPC(塩化セチルピリジニウム)は、以前から口腔ケアに使用されている抗菌成分です。

細菌の細胞膜などに作用し、PG菌を含む口腔細菌に抗菌作用を示します。

しかし、今回さらに興味深いのは、その先です。


③ CPC → PG菌の「武器=ジンジパイン」にも作用

2025年、日本歯周病学会会誌に掲載された研究では、CPCがPG菌の病原因子であるジンジパインの活性を阻害することが報告されました。

つまり、

PG菌そのものへの抗菌

だけでなく、

PG菌が持つ病原性の「武器」を抑える

という、もう一つの作用があったということです。


④ EDTA → 唾液の中でもCPCの働きを支える

ただし、私たちの口の中には唾液があります。

研究では、唾液中のCa²⁺やMg²⁺などの二価金属イオンが存在すると、CPCによるジンジパイン阻害作用が低下しました。

そこで登場するのが、

EDTA

というキレート剤です。

EDTAがこれらの金属イオンを捕捉することによって、唾液存在下でもCPCのジンジパイン阻害作用の低下を防ぐことが示されています。

EDTA自身がジンジパインを攻撃するというより、

「口の中でもCPCが本来の仕事をしやすい環境を整える」

と考えると分かりやすいでしょう。


つまり「菌を殺す」から「病原性ネットワークを弱める」へ

ここまでを一つにつなげてみます。

FN菌を抑える


菌同士の橋渡しやPG菌を支える環境を弱める

PG菌が繁栄しにくい環境へ

PG菌そのものも抑える


さらに

PG菌の武器「ジンジパイン」の活性も抑える


歯周病原性の高いネットワークを弱める

より健康と共存しやすい口腔フローラへ

Symbiosis

私は、このような天野教授の考え方に大きな可能性を感じています。


「全部殺菌する」から「生態系を整える」へ

ここが、私が患者さまに最もお伝えしたいところです。

歯周病予防というと、

「悪い菌を殺菌する」

という発想になりがちです。

もちろん、病原性細菌を減らすことは重要です。

しかし、私たちが本当に目指したいのは、口の中を無菌状態にすることではありません。

FN菌などが関係する病原性ネットワークを弱め、PG菌が繁栄しにくい環境をつくり、プロフェッショナルケアと毎日のセルフケアによって、口腔内の細菌バランスを健康な方向へ維持していく。

つまり、

Dysbiosis(細菌叢の乱れ)

Symbiosis(健康な共生状態)

を目指すという考え方です。


「治す歯科」から「口腔環境を育てる歯科」へ

歯石を取る。

歯を磨く。

バイオフィルムを除去する。

必要に応じて抗菌的なアプローチを行う。

もちろん、どれも大切です。

しかし、これからの予防歯科は、もう一歩先へ進めるのではないかと私は考えています。

「何を取り除くか」だけではなく、
「その後、どのような口腔環境を育てていくか」。

歯科医院で成熟したバイオフィルムを専門的に除去する。

そして、ご家庭での適切なセルフケアによって、その良い状態を維持する。

さらに定期的なメインテナンスによって、再びDysbiosisへ傾いていないかを確認する。

プロフェッショナルケア=いったんリセットする

セルフケア=良い環境を育てる

メインテナンス=良い環境を守り続ける

この3つをつなげることが重要だと考えています。

当院では、患者さまのお口を単に「虫歯や歯周病を治療する場所」として見るのではなく、

生涯にわたって健康な口腔環境を育て、守っていく場所

として考えていきたいと思っています。

菌を全部殺すのではなく、悪玉菌が増えにくい環境を育てる。

それが、桝尾歯科クリニックが目指す

「良い口腔フローラ」への道筋です。


研究エビデンスについて

本稿で紹介した内容には、ヒトの唾液細菌叢を解析した観察研究に加え、唾液由来バイオフィルムモデルやin vitro(試験管内)研究によって得られた知見が含まれています。

特に、「CPC+CAE+EDTAを使用すれば、ヒトの口腔フローラが必ずSymbiosisへ転換する」ことが臨床的に証明されているわけではありません。

当院ではこれらを、歯周基本治療や専門的バイオフィルム除去に代わるものではなく、病原性の高い細菌叢を健康な方向へ導くための新しい研究アプローチの一つとして注目しています。

歯周病の予防・治療では、歯周組織検査、適切なブラッシング、歯石・バイオフィルムの専門的除去、生活習慣への対応、そして継続的なメインテナンスを組み合わせることが基本です。


主な参考文献

1.Akase T, Inubushi J, Hayashi-Okada Y, Shimizu Y.
Association of Fusobacterium nucleatum in human saliva with periodontal status and composition of the salivary microbiome including periodontopathogens.
Microbiology Spectrum. 2024.
doi: 10.1128/spectrum.00855-24
― 日本人611名の唾液細菌叢を解析し、FN菌の存在割合と歯周状態、レッドコンプレックスを含む複数の歯周病関連菌との関連を検討した原著論文。

2.Mohammad S, Suzuki T, Yamaguchi E, Inubushi J, Shimizu Y.
Synergistic effect of CPC + CAE in decreasing pathogenicity of dental biofilm evaluated by in vitro salivary biofilm model.
Journal of the Japanese Society of Periodontology. 2023;65(Suppl-1):135. P-14.
― 唾液由来バイオフィルムモデルにおいて、CPC+CAE併用によるFN菌・PG菌の減少とStreptococcus属の維持を報告した基礎研究。

3.森川拓磨,有田卓矢,浦川李花,清水康光.
CPCのジンジパイン阻害作用と,その作用への唾液成分の及ぼす影響の研究.
日本歯周病学会会誌. 2025;67(2):75–84.
doi: 10.2329/perio.67.75
― CPCによるジンジパイン阻害作用と、唾液中の二価金属イオンおよびキレート剤がその作用に及ぼす影響を検討した原著論文。

続く歯科医療

 

――非常時に見えた、医院の本当の力

昨日、知人の先生のご母堂様の通夜式に参列しました。

その席で拝聴したご住職の法話は、私の中にあった「当たり前」を根底から揺さぶるものでした。

ご住職は、インドでハンターによって発見されたと伝えられる「オオカミ少年」の逸話を紹介されました。

幼い頃から人間社会を離れて育ったその子は、四つ足で歩き、生肉を好み、人の言葉を話すことなく、狼のような唸り声で意思を伝えていたそうです。

発見後は孤児院に引き取られ、長く人間社会の中で暮らしました。しかし、最後まで人の言葉を話すことはできず、若くして生涯を閉じたといいます。

その話を聴いたとき、私は胸を強く突かれました。

人間として生まれたからといって、それだけで人として、人らしく生きられるわけではない。

母親に抱かれ、言葉をかけられ、食べることを教えられる。

家族や周囲の人たちと喜びや悲しみを分かち合い、誰かに守られ、時には誰かを守る。

そうした人と人との関わりがあって初めて、私たちは「人」として育っていくのだと気づかされたのです。

そして、人に愛され、人を愛し、多くの人に見守られながら、穏やかに人生の最期を迎えられること。

それは決して当たり前ではなく、幾重ものご縁に支えられた、奇跡的で尊いことなのだと、ご住職は諭されたのだと思います。

私はこれまで、どこかで「自分の力でここまで生きてきた」と思っていたのかもしれません。

思いどおりにならないときには境遇や環境を嘆き、自分に与えられていないものへ目を向けることもありました。

しかし、自分がどれほど多くの愛情を受け、環境を整えてもらい、周囲の人に支えられて今日まで生きてきたのか。

その事実を忘れ、自分一人の力で生きてきたように考えることは、あまりにも傲慢で、罰当たりなことではないか。

法話を聴きながら、身につまされる思いがしました。

同時に、私は今の医院のこと、そしてスタッフの皆さんのことを考えていました。

現在、当院はコンピューターシステムの不具合により、決して平常時とはいえない状況にあります。

普段、私たちはコンピューターを自在に操っているつもりでいます。

しかし、それが使えなくなった途端、診療も会計も予約管理も大きく影響を受けます。道具を使っているつもりが、いつの間にか、その道具の有無に私たちの仕事が振り回されている。その現実にも気づかされました。

そのような非常事態の中でも、スタッフの皆さんは取り乱すことなく、それぞれの持ち場を守り、声を掛け合い、患者様の診療を止めないよう、冷静に動いてくれています。

その姿を見て、医院もまた、院長一人の力で成り立っているのではないと、あらためて強く感じました。

誰かが困れば、誰かが補う。

目の前の仕事を、次の人へ確実につなぐ。

見えないところでも、それぞれが自分にできることを考え、医院を支える。

その一つひとつの行動によって、患者様の安心と医院の日常が守られています。

コンピューターが止まった非常時だからこそ、かえってはっきりと見えたものがあります。

医院を本当に動かしているのは、機械やシステムだけではありません。

そこにいる「人」であり、人と人とのつながりです。

人は、人によって人になる。

そして医院もまた、人と人とが支え合うことによって、初めて医院として成り立つ。

スタッフの皆さんがいてくれること。

非常時にも、個人ではなく組織として冷静に動いてくれていること。

それを決して当たり前と思ってはいけないと、今回の法話と出来事を通じて、あらためて気づかされました。

皆さんがいてくれること。

そのことに、今、心から感謝しています。

本当にありがとうございます。

桝尾歯科クリニック
院長 桝尾隆一

岩国の歯医者が考える予防歯科とは

こんにちは。桝尾歯科クリニック院長です。

当院では開業以来、

「健康はきれいな歯から」

という言葉を大切にし、予防歯科に取り組んできました。

今回、「昔と比べて、当院で抜歯する歯は本当に減っているのだろうか?」と思い、過去の診療記録を調べてみました。

調査したのは、平成20年・平成30年・令和63年間です。

年間抜歯本数は「144 → 102 → 66本」

結果は、

平成20年 144

平成30年 102

令和6年 66

となりました。

平成20年と令和6年を比較すると、当院で抜歯した歯は54%減少しています。

もちろん、この変化のすべてが当院の取り組みによるものではありません。

昭和から平成、そして令和へと時代が進むなかで、患者さまの予防意識は高まり、歯科医療そのものも大きく進歩してきました。

しかし当院もまた、開業以来一貫して「治療して終わり」ではなく、できるだけ歯を失わないための歯科医療を大切にしてきました。

「守る歯科」の主役は歯科衛生士

歯が悪くなったとき、治療するのは歯科医師です。

しかし、治療した歯を再び悪くしないこと、そして健康な歯を健康なまま維持していくこと。

その中心的な役割を担うのがライセンスを持った歯科衛生士です。

そこで当院が大切にしているのが、単に「クリーニングをする」ということではなく、専門的な教育を受けた歯科衛生士が、一定の技術水準を保ちながら継続的にケアすることです。

当院にはホワイトエッセンス・セラピスト6名が在籍

当院では、ホワイトエッセンス・セラピストのライセンスを取得した常勤歯科衛生士6が在籍しています。

ホワイトエッセンスでは、施術者が研修と認定試験を経てライセンスを取得し、その後も継続的な研修・学習・技術確認を行う教育システムが構築されています。

大切なのは、一度資格を取ったら終わりではないということです。

学ぶ実践する評価を受けるさらに技術を磨く。

この仕組みを続けることで、施術者個人の経験や感覚だけに頼らず、一定水準の施術品質を維持することを目指しています。

教育の「仕組み」そのものにも客観的な基準

ホワイトエッセンスの教育サービス・学習システムは、教育分野の国際規格であるISO 21001ISO 29993の認証を取得しています。

これは個々のクリーニングの治療効果そのものをISOが認証しているという意味ではありません。

歯科医師・歯科衛生士を育成し、学習を継続させる教育システムが、一定の国際的なマネジメント基準に基づいて運営されているという点に、その意味があります。

本部講師による技術指導、動画・マニュアルを活用した学習、定期的な研修、継続的な技術確認。

当院では、こうした教育の仕組みを活用しながら、歯科衛生士の技術向上に取り組んでいます。

「きれいにする」ことを「健康を守る」ことへ

私たちが考えるクリーニングは、単に着色を取って歯をきれいに見せるためだけのものではありません。

ホワイトエッセンス独自のクリーニングと歯周病原細菌との関連については、1,151名の匿名化データを用いた研究が日本歯周病学会で発表され、クリーニング経験回数とP.g菌数、歯周ポケットの状態との関連が報告されています。

つまり私たちが目指しているのは、

「きれいにするためのクリーニング」から、
「健康を守るための専門的な口腔ケア」へ。

という進化です。

さらに、ホワイトニングによって歯がきれいになることで、ご自身の歯への関心が高まり、「この状態をずっと保ちたい」という気持ちにつながることもあります。

当院が考える「審美予防歯科」とは、美しさと健康を別々に考えるのではなく、美しくすることをきっかけに、健康を守る行動へつなげていく歯科医療です。

「治す歯科」から「守る歯科」へ

年間抜歯本数は、

144 → 102 → 66本。

この数字だけで予防歯科の効果を証明できるわけではありません。

しかし、患者さまの予防意識の向上、歯科医療の進歩、そして当院が長年続けてきた予防への取り組み。

それらが積み重なった結果の一つとして、私たちはこの数字を大切に受け止めています。

歯科医師が「治す」。

歯科衛生士が「守る」。

そして患者さまと私たちが、一緒に健康を育てていく。

桝尾歯科クリニックが目指しているのは、治療して終わる歯科医院ではありません。

患者さまの一生の健康を守るパートナーでありたい。

10年後、20年後。

当院で抜歯しなければならない歯が、さらに少なくなっていること。

そして一人でも多くの患者さまが、生涯ご自身の歯で食べ、笑い、人生を楽しんでいただけること。

それが私たちの願いです。

健康は、きれいな歯から。

そしてこれからは、

 

治す歯科から、守る歯科へ。

学会研修の修了報告

当院では、患者様により安全で高度な歯科医療をご提供するため、日々の診療だけでなく学術的な研鑽にも力を入れています。

このたび、院長が公益社団法人 日本補綴歯科学会(日本歯科専門医機構認定)の共通研修プログラム(「補綴治療の価値と近未来」「医療関連法規・医療経済」)を受講し、無事に修了いたしました!

「かみ合わせ」や「被せ物・入れ歯・インプラント」などの補綴(ほてつ)治療において、専門医としての高い質を維持し、時代の変化に合わせた最適な医療をお届けできるよう、今後も努力を重ねてまいります。

お口の噛み合わせや見た目のお悩み、入れ歯・補綴治療のご相談は、ぜひ当院へお任せください。

桝尾歯科クリニック2人体制

このたび、桝尾歯科クリニックの歯科医師 桝尾美加が、玖珂歯科医師会への入会を正式に承認いただきました。地域の医療を支える歴史と伝統ある歯科医師会の一員として迎えていただいたことに、心より感謝申し上げます。

当院はこれまで、「口腔をデザインする」という理念のもと、単に歯を治すだけではなく、患者様の人生に寄り添う医療を大切にしてまいりました。お口の健康は、食べる喜びや会話の楽しさ、そして日々の生活の質に深く関わっています。そのため私たちは、その場しのぎの治療ではなく、将来を見据えた“生涯設計としての口腔の健康”を考えた診療を心がけています。

今回の入会は、そうした当院の取り組みを地域全体の医療の中でさらに深め、より多くの皆様に還元していくための新たな一歩であると考えております。地域医療とは、医院単独で完結するものではなく、医療機関同士が連携し、地域の皆様の健康を支えていくものです。その一員としての責任をしっかりと自覚し、これまで以上に地域に根ざした医療を実践してまいります。

また本年4月より、当院には歯科医師が2名体制となり、娘である歯科医師も診療に加わりました。次世代へと医療のバトンをつないでいく体制が整い、より安定した医療提供が可能となっております。若い世代ならではの柔軟な発想と新しい知見を活かしながら、これまで培ってきた経験と融合させ、患者様にとってより良い医療を提供していきたいと考えています。

地域に根ざした医療とは、単に技術を提供することではありません。患者様一人ひとりと向き合い、信頼関係を築き、その方の人生に寄り添うことだと私たちは考えています。お口の状態は時間とともに変化していきます。その変化に合わせて最適な治療や予防を提案し続けることこそが、本当の意味での医療であると感じています。

これからも玖珂歯科医師会の活動を通じて、地域の皆様への啓発活動や予防医療の普及にも積極的に関わってまいります。小さなお子様からご高齢の方まで、安心して通っていただける環境づくりと、健康を守るための正しい情報発信を行い、「困ったときに頼れる存在」であり続けたいと考えています。

まだまだ至らない点も多くございますが、患者様にとって何が最善かを常に考え、誠実に診療に向き合ってまいります。そして将来的には、当院が地域にとって欠かすことのできない存在となり、皆様の健康な生活を支える一助となれるよう努めてまいります。

今後とも桝尾歯科クリニックをどうぞよろしくお願い申し上げます。

縁の下の力持ち

 

当院の事務長の役割はとても重要で縁の下の力持ちというポジションであり、臨床と経営に携わる院長の参謀役ともいえます。例えば以下のように上げられます。

時間外の窓口業務・急患電話対応                                   

保険疑義解釈の情報収集                                     

労務管理                                               

歯科衛生士業務全般                                           

保険部門・ホワイトエッセンス部門の治療・施術・マニュアル管理・マネージメント業務                                           

歯科材料受発注管理・技工物受発注管理                                       

薬剤受発注管理・職員労働環境衛生管理                                       

職員給料計算、有給管理、勤怠管理、出産・育児支援業務                                       

顧問税理士・顧問社労士との折衝、経理全般、労務管理全般                                               

医院周囲清掃・自治会コミュニケーション(自治会副会長・班長など)                                   

日曜救急当番帯同歯科衛生士・救急搬送時帯同歯科衛生士・医療安全委員会業務                                           

医院敷地・駐車場の清掃管理                                        

外交折衝(銀行振込・両替) 

働いて、働いて、働いて、働く! 無理なさって体は壊さないで欲しいです。

                                            

なぜホワイトエッセンスなのか?

 なぜジルコニアなのか?

私たちが「予防」と「設計」にこだわる理由

■ WE導入の目的 ― 未来の健康を守るクリーニング

当院がホワイトエッセンス(WE)の自費クリーニングを導入している理由は、単に「歯をきれいにするため」ではありません。一般的なクリーニングは、歯石や着色など目に見える汚れを除去することが中心ですが、本当に重要なのはその奥にある“細菌の膜(バイオフィルム)”へのアプローチです。

歯周病菌は、歯の表面に強固な膜をつくり、その中で増殖します。この膜は通常のブラッシングでは十分に壊せません。WEのクリーニングでは、この細菌の膜を物理的に破壊し、再び付着しにくい状態へと整えていきます。つまり、見た目を整えるだけでなく、歯周病や将来の歯の喪失リスクを下げる“予防の質”を高めるための施術なのです。

歯が美しく整うことで、患者さまの健康意識も自然と高まります。清潔感のある口元は、自信や前向きな気持ちにもつながります。私たちは、歯をきれいにすることを通じて、患者さまの将来の健康と生活の質を高めたいと考えています。


■ なぜジルコニアなのか ― 再治療を減らすための選択

当院がジルコニアをおすすめする理由は、「高級だから」ではありません。大切なのは、できるだけ再治療を減らすという視点です。

歯は、一度削ると元には戻りません。やり直しを重ねるほど歯の寿命は短くなっていきます。ジルコニアは、強度が高く、表面が滑沢で汚れが付きにくく、二次虫歯のリスクも抑えやすい材料です。また、金属を使用しないため、金属アレルギーの心配も少なく、生体親和性にも優れています。

つまりジルコニアは、「見た目がきれいな材料」というよりも、“歯を長く守るための予防的な選択肢”なのです。短期的な価格だけでなく、長期的な安定性や将来の治療回数まで見据えたとき、歯を守るという観点で有効な材料であると私たちは考えています。

材料を販売するのではなく、その方の将来にとって最適な選択をご提案する。それが当院のスタンスです。


■ 口腔デザインという考え方 ― プラーク・フォース・ストレスを整える

虫歯や歯周病は、細菌だけが原因ではありません。口腔の健康を本当に守るためには、三つの視点が必要だと私たちは考えています。

第一に「プラークコントロール」。
細菌の塊であるプラークをいかに減らし、再付着を防ぐか。日々のセルフケアと専門的なクリーニングがここに関わります。

第二に「フォースコントロール」。
歯には、咀嚼時に数十キログラムもの力がかかります。さらに、無意識の食いしばりや歯ぎしりなどのクレンチングが加わると、その負荷はさらに増大します。力のバランスが崩れると、歯だけでなく歯周組織や顎関節にも影響が及びます。噛み合わせや補綴物の設計は、この“力の流れ”を整えるための重要な要素です。

第三に「ストレスコントロール」。
精神的なストレスは、無意識の緊張や食いしばりを引き起こし、顎関節や咀嚼筋に負担をかけます。当院ではオーラルリフレクソロジーといったメニューを通じて、口腔周囲の緊張を緩め、機能の回復を目指すプログラムもご提案しています。

私たちが大切にしているのは、「治す」ことだけではなく、「守る設計」を行うことです。
材料、清掃、噛み合わせ、筋肉、ストレス――それらを総合的に見て、口腔全体を一つのシステムとして整える。それが私たちの考える“口腔デザイン”です。

歯は、人生を楽しむための大切な器官です。
長く健康であることが、食事の喜びや会話の楽しさ、そして人生の幸福感へとつながります。

 

私たちは、単に治療を行う歯科医院ではなく、患者さまの未来を設計するパートナーでありたいと考えています。

― 噛める人生を、設計するという決意 ― 岩国オーラルデザイン ー

 ■ クレド

私たちは、単に歯を治す歯科医院ではありません。

 噛み合わせ、残された歯、力のかかり方、そして将来のリスクまで見据え、

お口全体をひとつの構造として設計します。

 口腔機能の設計から補綴物の製作、完成、そして維持へ。

 その場しのぎではなく、

何度も作り直さないための「口腔デザイン」を提供します。

 ■ 理念

 私たちは、正しい医療の前に、美しい在り方を大切にします。

 目の前の歯だけを見るのではなく、この岩国地域に住む方々の人生と食生活を見つめる。

 短期的な処置ではなく、長期的な構造をつくりデザインする。

 生涯、自分の口で食べる喜びを守ること。

 それが岩国オーラル(口腔)デザイン/桝尾歯科クリニック・シニア歯科の使命です。

 ■ 私たちが目指す歯科医療

 岩国で、自費義歯、ジルコニア補綴、噛み合わせ治療をお探しの方へ。

 当院は、治療科目ごとに分断された歯科医院ではありません。

 口腔全体をひとつの構造として再設計する

「口腔デザイン歯科」です。

 ・ジルコニア補綴

・自費義歯

・ホワイトニング・クリーニング・オーラルリフレクソロジー

・口腔機能低下症の予防

 これらを統合し、

何度も作り直さない治療を目指します。

 噛める人生を、設計する。

それが私たちの答えです。

 

「岩国オーラルデザイン」という概念について

私たちは、歯科医院の理念に、口腔機能に裏打ちされた審美すなわち機能美に予防医学を統合して設計する医療を基盤としています。その思想に加え、創業者のルーツである横山(岩国城のある城山の麓)に育まれた、誠実さ・継続性・長期視点という価値観を診療に反映させています。その両方の意味をサブタイトルに込めました。

1⃣オーラル=口腔領域 デザイン=治療設計思想

2⃣出自である横山(岩国)

3⃣理念 長期継続による予防を重視し、機能美を追求する つまり「機能・審美・予防を統合した口腔設計」を理念として定義する

 

出自である「横山(岩国)」への想い

創業者、先々代の桝尾威麿、先代桝尾哲路のルーツは、岩国城の麓に広がる歴史豊かな「横山」の地にあります。この風土から受け継いだ、医療の基盤となる3つの価値観を何よりも大切にしています。

  • 【誠実さ】 ごまかしのない、患者様一人ひとりに真摯に向き合う医療

  • 【継続性】 親から子、そして孫へと、3世代にわたり地域に寄り添う姿勢

  • 【長期視点】 今の治療が、10年後・20年後の健康を支えるという設計思想

脈々と受け継がれてきた横山の精神を日々の診療に宿し、私たちは岩国の皆様の生涯にわたる「食べる喜び」と「笑顔」を守り続けます。

桝尾歯科クリニックが提供している価値は、単に「歯を白くする」「入れ歯を作る」「被せ物を入れる」という処置の集合ではありません。WE(ホワイトエッセンス;歯のホワイトニングと自費クリーニング)・自費義歯・ジルコニア補綴は、それぞれ患者さんの人生の違う領域を支える役割を持っています。

まず、WE(ホワイトエッセンス)は患者さんの感情を回復する医療です。歯の白さや口元の清潔感は、見た目だけの問題ではありません。「人前で笑える」「写真に写るのが嫌ではなくなる」「会話に前向きになれる」というように、患者さんの自己肯定感や社会性に深く関わります。WEは、患者さんが自分の笑顔を取り戻し、人との関係にもう一度前向きになるための感情価値を提供しています。ですから、歯の自費クリーニングは再生の儀式といえる大切な施術となります。

次に、自費義歯は患者さんの日常を回復する医療です。義歯の本質は、単に歯の欠損を補うことではありません。「しっかり噛める」「食事を楽しめる」「外れにくい」「会話しやすい」という日々の生活を支えることにあります。特に高齢の患者さんにとって、食べることは栄養だけでなく、楽しみであり、尊厳であり、家族や友人との時間そのものです。義歯は、患者さんの生活の質と老後の自由を守る価値を持っています。

そして、ジルコニア補綴は患者さんの未来を守る医療です。被せ物やブリッジは、その場を治すだけでは不十分です。噛み合わせ、清掃性、耐久性、再治療リスクまで考え、口腔全体を長期的に安定させる必要があります。補綴は、現在の不具合を修復するだけでなく、将来の崩壊を防ぐための構造設計です。

 

つまり、WEは「笑顔」を、義歯は「食べる日常」を、補綴は「未来の安定」を支えます。私たちは歯だけを治しているのではなく、患者さんが人生をより自由に、前向きに生きるための土台を整えているのです。

 

 

 

入れ歯は、単なるモノではありません。

 

なぜ何度も作り直すことになったのか。
それを、お口全体から一緒に考える相談会です。

こんなお悩みはありませんか?

  • 入れ歯を作り替えても、どうしてもしっくりこない

  • 痛み・外れ・噛みにくさが、いつまでも改善しない

  • 「年齢のせい」と言われ、諦めかけている

  • 入れ歯だけでなく、残っている歯の将来も心配

  • これから先、何度も作り直す治療は避けたい

  • 生まれて初めて歯を失い、
     インプラントかブリッジを勧められて悩んでいる


入れ歯やインプラント治療が

うまくいかない本当の理由

入れ歯が合わない原因は、
入れ歯そのものだけにあるとは限りません。

  • 噛み合わせ

  • 残っている歯の状態

  • 被せ物の質

  • 力のかかり方

これらを含め、
お口全体を一つの構造として設計し直さなければ
入れ歯は何度でも同じ問題を繰り返します。


保険の義歯治療について

保険診療の義歯では、
使用できる材料に限りがあることをご存じでしょうか。

国家財政の枠組みの中で、
「最低限の咀嚼機能を営むための素材」のみが認められ、
見た目や長期的な安定性は、必ずしも重視されていません。


「噛めない原因」は入れ歯だけではありません

多くの方が、
噛めない理由を「出来上がった入れ歯」や
「作り手の責任」だと感じがちです。

しかし実際には、

  • 痛みや違和感から入れ歯を外したままにしてしまう

  • メンテナンスを十分に行えない

こうした状態が続くことで、

  • 歯・骨・粘膜の変化

  • 筋力の低下

  • 噛み合わせの変化

  • 顎関節の可動性の変化

が起こり、
義歯は短期間で合わなくなってしまうのです。


もう作り直したくない方のための

「入れ歯の設計相談会」

当院の相談会は、
入れ歯を単なるモノとして作るための相談ではありません。

これから先、何度も作り直さないために、
お口全体をどう設計すべきか
一緒に考える場です。


想像してみてください

素敵な笑顔を取り戻し、
ご家族やご友人との会話や食事が、
再び楽しくなる日常を。

それが実現したとき、
どんなお気持ちになれそうでしょうか。

こうした想いから生まれたのが、
「入れ歯の設計相談会」です。


入れ歯は、単なるモノではありません。大切な臓器のひとつです。

人生の質を支える「設計物」でもあるのです

  • 痛みが出にくい

  • 外れにくい

  • 力が分散され、噛みやすい

  • 見た目を改善したい

これらはすべて、
設計の質によって決まります。

入れ歯専門の補綴専門医が診察します。
臨床経験37年。どうぞご安心ください。


※必要に応じて

設計を成立させるために、
チタン・ジルコニア・シリコーンゴムなどの補綴材料を
**「予防歯科のための素材」**として
ご提案する場合があります。

※素材そのものを売る相談会ではありません。


【ご注意ください】

本相談会の対象は保険診療では対応できない自由診療の義歯です。

  • 部分義歯(1〜2歯):121,000円(税込)〜

  • 総義歯(14歯):~465,300円(税込)

「保険で安く作って間に合わせたい」という方よりも、
噛むことで得られる人生の質を大切にされる方
対象としています。いきなり自由診療の義歯と保険の義歯で迷われている方にはトライアル・デンチャーや

3Dプリントデンチャー・クッション付・総義歯(リーバ)もおすすめです。

  • 部分義歯トライアルデンチャー(1〜2歯):16,500(税込)〜

  • 総義歯リーバ(片顎・14歯):132,000円(税込)

 


ご案内

  • ご本人とご家族の同席は可能です

  • ご家族のみでのご相談はご遠慮ください

会場
桝尾歯科クリニック
(岩国市由宇町由宇崎5-1)

 

入れ歯治療歴37年、
補綴治療を専門に行ってきた歯科医が対応します。
どうぞお気軽にご相談ください。

院長としての性根

こんにちは。院長の桝尾です。

日々、多くの患者さんに来院していただく中で、
「安心して通える医院とはどのような場所だろうか」
ということを、あらためて考える機会が増えました。

歯科医療において大切なのは、正確な診断や技術、
安全性を確保した治療であることは言うまでもありません。
当院でも、これらの“正しさ”を大切にし、設備や技術の向上に努めています。

しかし最近、院内研修やスタッフとの対話を通じて、
もう一つ欠かせない視点に気づかされました。

それは、「医院の空気は、そこにいる人の表情や言葉でつくられる」ということです。

患者さんは、治療の結果だけではなく、
受付での声かけや、診療室での説明の丁寧さ、
スタッフの落ち着いた動きや連携によって、
“ここは安心できる場所だ”と感じてくださいます。

設備だけではつくれない「安心感」。
その中心には、そこで働くスタッフのふるまいがあります。

そして、働くスタッフが安心して力を発揮できるためには、
院長である私自身が、職場の空気を整える必要があると感じています。

忙しい中で声が強くなってしまったり、
伝え方が一方的になってしまったり――
そうした反省を重ねながら、
“丁寧に向き合う姿勢”を大切にしたいと考えるようになりました。

また、最近行ったスタッフの心理アンケートを通じて、
ひとりひとりが異なる個性や強みを持っていることを再確認しました。
患者さんへのご説明がとても上手なスタッフ、
落ち着いた対応で安心感を与えるスタッフ、
言葉の選び方が丁寧なスタッフなど、
当院を支える多様な力にあらためて感謝しています。

当院がめざすのは、
“治す場所”であると同時に、“安心と笑顔が生まれる場所”であること。

そのために、
技術や設備を整えることに加えて、
スタッフ全員が気持ちよく働ける環境づくりを続けていきます。

これからも、
皆さまにとって「ここなら安心して通える」と感じていただける医院をめざし、
一歩ずつ取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

美意識を持った運営

芸術的歯科医院経営――美意識をもって世界を編集する

「意味をデザインする」ということ

 

経営とは、数字や制度を整えることではありません。

本質は、美意識をもって世界を編集すること――

つまり「意味を与える仕事」だと私は考えています。

人は給与のためだけに働くのではなく、

自分の行動がどんな意味を持つかにエネルギーを感じます。

患者さんも同じです。

「白くなった」「噛めるようになった」という結果よりも、

「笑顔に自信を取り戻した」「人生が前向きになった」という

“意味”に触れた瞬間、治療は心に届きます。

 

日常の仕事を「アート」に変える視点

たとえば、

 

ホワイトニングは “治療” ではなく “自己肯定の儀式”

 

クリーニングは “作業” ではなく “再生の時間”

 

受付は “事務” ではなく “第一印象という芸術”

 

このように、行為に「意味」を与えること。

それが、日常の仕事を芸術のレベルへと引き上げる鍵です。

制度はルールを整え、文化は人と人との関係を育みます。

そして、芸術的経営はその上に“意味”を設計します。

スタッフ一人ひとりが「なぜそれをするのか」という意識を持てば、

医院全体が“物語”を持った空間へと変わっていきます。

(By 坂本佳昭:ホワイトエッセンス代表)

 

「ホスピタリティ=美の実践」

 

歯科医療は見た目を整える作業ではなく、

人の心を再生させるホスピタリティの実践です。

私たちは、ただ技術を磨くだけでなく、

患者さんに “安心” “自信” “感動” を届けるアーティストでもあります。

 

芸術的経営とは、

スタッフ一人ひとりが「仕事の意味を創る作家」になること。

小さな美しい瞬間を積み重ねながら、

MasuoDCという物語を、これからも編んでいきたいと思います。

理念でも装飾でも無く存在の姿勢です。

「美しい医院とは」

美しい医院とは、豪華な内装や、形だけの理念を指すのではありません。
それは、院長とスタッフ一人ひとりの「人としてのふるまい」が美しい医院のことです。

たとえば、

  • 人が来たら笑顔で迎える。

  • 言葉のテンポが静かで落ち着いている。

  • 治療器具の扱いに“丁寧さ”が宿っている。

  • スタッフ同士の会話に“敬意”が感じられる。

これらの小さな行為の積み重ねが、医院全体の「美」を形づくります。
美しい医院には、共通する空気があります。
それは、「秩序」と「自由」が調和している空気です。

秩序だけでは窮屈になり、自由だけでは乱れます。
両者のバランスが取れているとき、医院は静かに輝きます。

つまり、美しい医院とは――制度(秩序)と心(自由)が調和した場のことです。
そこに漂う空気感こそが、経営の完成形です。

スタッフと院長が一体となり、静かな幸福感が広がる空間を、患者さんのために共に作っていきましょう。

美しさは、理念でも装飾でもなく、**「存在の姿勢」**です。
この存在の姿勢こそが、医院の信頼と誇りを育てます。 (byホワイトエッセンス代表 坂本佳昭)

本日の院内ミーティングでは、「美しい医院とは」をテーマに意見を交わしました。

スタッフの皆さんからは、**「他の医療機関に受診した際、外観の美しさも大切だが、スタッフの接遇やマナーのほうが印象に残る」**という体験談などが挙がりました。

その意見を聞きながら、私自身も日々の立ち振る舞いを振り返りました。忙しさに追われて声が大きくなったり、同じことを繰り返し強く言ってしまったりと、反省すべき点があります。
これからは、言葉にも温度を持たせ、**「美しさを感じるふるまい」**を自ら実践していきたいと思います。


 

まとめ
「美しい医院」は、設備でも理念でもなく、
私たち一人ひとりの行動と姿勢によって築かれます。
その美しさが、患者さんの安心と信頼、そして医院の誇りへとつながっていきます。

ホワイトエッセンスで学んだこと

経営とは“社会を再構築する行為”

院長の役割は、単に医院を運営することではなく、「社会の縮図としての歯科医院」をデザインし直すことにあります。保険制度や国のルールに依存するのではなく、その背後にある「価値観」「社会的意図」を理解し、自院の文化・理念として翻訳し直す力――これが社会学的経営知です。制度を破るのではなく、理解して再構築すること。経営とは、制度の外側に意味を創る知性である。by坂本佳昭(ホワイトエッセンス代表)

 

今読んだ「経営とは社会を再構築する行為である」という言葉が心に刺さりました。

私自身、これまで歯科医院という小さな社会をどう運営するかに心を砕いてきましたが、その背後にある「社会の仕組み」や「制度の意図」をどこまで理解していたか、と問われると、正直に言えばまだ浅かったのだと思います。

私たちの業界は、国の保険制度の中に生かされています。
その枠組みに感謝しながらも、「変えたい」と感じる場面も少なくありません。
ただ同時に、「自分が何かを変えられるわけがない」とどこかで思い込んでいる自分も確かにいます。
この“依存と葛藤のはざま”を受け入れ、まずはその感情を自己承認するところから始めたいと感じました。

社会そのものをすぐに変えることはできなくても、
自院という小さな社会を、もっと人が幸せに働ける、
患者さんが心から安心できる空間へと再構築することはできる。
そのためには、社会を理解し、制度の意図を読み解き、
そこに新たな意味を見出していく力が必要なはずです。

私はこの「社会を再構築する経営」を、自分の一生のテーマにしていきたい。歯科医院という現場を通じて、人と歯科業界を少しでもより良く変えていく。そんな営みを続けていくことこそ、歯科医院の経営者としての使命だと感じています。

 

 

 

最短約60分の施術で“透明感のある自然な仕上がり”をめざすオフィスホワイトニング

「階段を一段ずつ」ではなく、「魔法のジャンプで一気に」。

結婚式や同窓会、撮影や面接など“日付が決まっている”場面では、今日から実感できる変化が求められます。当院のオフィスホワイトニングは、最短約60分で鏡の前でわかる透明感をめざすケア。さらにお薦めのコースは「ホワイトエッセンスコース エクスプレス」です。最短1週間で歯の色の明るさが7から9段階UPがめざせます。歯科医師の監督下で状態を確認しながら、歯のしみ対策にも配慮して進めます。
※仕上がり・刺激感・所要時間には個人差があります。

岩国市からの唯一参加

先日、下松デンタルアカデミー専門学校にて開催された就職説明会に参加してきました。1時間半という限られた時間の中で、たくさんの学生の皆さんと面談することができ、その真剣な眼差しに私自身も大いに刺激を受けました。

歯科衛生士を目指す理由は?

「なぜ歯科衛生士を目指したのか?」という問いに対しては、

  • 「安定した職であり、国家資格だから」
  • 「母親や従妹が歯科衛生士だから」
  • 「知人から職業として紹介されたから」

といった声が多く、歯科衛生士という職業が広く認知されていることを改めて実感しました。

学生が気にする就職先のポイントは?

面談では、「就職先を選ぶ際に気になることは?」という質問にも答えてもらいました。結果は以下の通りです。

  1. 職場の雰囲気
  2. 診療内容(特にホワイトニング)・有給休暇の取りやすさ
  3. 教育・研修体制
  4. 残業の有無・社会保険完備(厚生年金の有無)
  5. その他:自分の適性、衛生管理(滅菌)、通勤距離、給与、シスター制度の有無

ちなみに「シスター制度」とは、新人スタッフに年齢や経験の近い先輩がマンツーマンでサポートする制度のこと。当院でもZ世代の新卒者を対象に、メンタル面の支援を含めた取り組みを行っています。

情報収集はSNSが中心

「気になる歯科医院の情報はどこで調べる?」という質問には、医院公式SNSが最も多く挙げられました。友人・先輩からの口コミや、学校の先生・家族からのアドバイスも参考にしているようですが、就職情報サイトの利用は少数派でした。

歯科医師としての責任と決意

歯科衛生士は、女性が社会で活躍できる職種のひとつです。その未来を支える歯科医師として、確かな技術と丁寧な接遇を身につけ、患者満足度の向上を目指す教育・訓練の重要性を改めて感じました。

そして、閉鎖的になりがちな歯科医院を、誰もが安心して働ける「完全なホワイトな職場」にしていくことが、私たちの責務だと強く思っています。

最後に

このような貴重な機会をくださった下松デンタルアカデミーの栗原校長先生をはじめ、諸先生方に心より感謝申し上げます。未来の歯科界を担う歯科衛生士の教育が、これからさらに発展していくことを心から願っています。

パウダークリーニングの効果(上:術前、下:術後)

歯のクリーニングには大きく分けて「保険適用のクリーニング」と「自費診療のパウダークリーニング」があります。本ブログ記事では、それぞれの違いと特徴を徹底解説します。


◆ 保険適用のクリーニングとは?

保険適用のクリーニングは、主に歯石除去を目的とした処置です。以下のような方法で行われます。

  • 超音波スケーラーを使い、振動で歯石を砕いて除去する

  • 最後に、研磨剤を用いた回転ブラシやラバーカップで歯面を磨く

しかし、この方法にはいくつかの課題があります。


<保険クリーニングの課題>

☑ 歯の表面にミクロの傷がつく
超音波スケーラーや研磨ブラシを使用することで、歯の表面に肉眼では見えない微細な傷がつく可能性があります。これらの傷は汚れの再付着を助長し、着色やプラークの原因になります。

☑ 着色汚れの除去には限界がある
保険のクリーニングは歯石除去が目的のため、タバコのヤニやコーヒー・紅茶などによる着色汚れは完全には除去できません。着色の除去を無理に行うと、歯の表面にさらに傷がつき、汚れが付きやすくなる場合もあります。

☑ 音や痛みによる不快感
「キーン」という超音波スケーラーの音や歯茎に当たる刺激が苦手な方には、処置そのものがストレスになることもあります。

☑ 詰め物やインプラントに悪影響を与える可能性
研磨剤による処置は、セラミックやレジン、インプラントなどの人工歯材料に微細な傷をつける可能性があり、長期的に光沢や耐久性に影響を及ぼすリスクがあります。

☑ 審美目的では利用できない
保険のクリーニングは「歯周病の治療・重症化予防」を目的としているため、見た目の改善(着色除去など)を希望しても、法制度上適用できません。また、パウダークリーニングは保険適用外であり、必要に応じて自費診療となります。


◆ パウダークリーニングとは?

パウダークリーニングは、従来の方法とは全く異なるアプローチで歯のメンテナンスを行う、自費診療のクリーニングです。

スイスで開発されたこの技術は、微細なパウダーを水と一緒に高圧で噴射し、歯に触れることなく歯垢やバイオフィルムを除去します。当院ではホワイトエッセンスのマニュアルに基づき、安全に提供しています。

(施術動画はInstagramでもご覧いただけます)⇒ https://www.instagram.com/p/C_1atcmqSLv/


<パウダークリーニングの特徴>

☑ 歯や詰め物に傷をつけない
ノズルの先端を非接触で洗浄するため、歯や人工歯に微細な傷をつけません。歯の表面がなめらかに保たれるため、汚れや着色が再付着しにくくなります。

☑ 痛みや不快感がほとんどない
従来のスケーラーと異なり、音や振動が少なく、歯茎にもやさしい処置が可能です。特に歯肉が敏感な方や浅い歯周ポケットの清掃に適しています。

☑ 着色汚れに効果的
コーヒー、紅茶、赤ワイン、タバコによる着色汚れにも高い効果を発揮します。歯面がツルツルに仕上がり、清潔感が長持ちします。

☑ 被せ物・詰め物にもやさしい
セラミック、レジン、金属の詰め物や被せ物にも対応可能で、素材を傷つけずに洗浄できます。補綴物の美しさと耐久性を保つうえでも有効です。

☑ 自費診療として誰でも受けられる
保険証がない方でも、自費でパウダークリーニングを受けることができます。歯周病治療目的ではなく、健康者で「歯を美しく保ちたい」方にも適した施術です。


◆ パウダークリーニングが向いている方

  • 歯にやさしいクリーニングを希望する方

  • タバコや飲食物による着色が気になる方

  • 歯の表面を傷つけず、ツルツルの仕上がりを望む方

  • クリーニング時の痛みが苦手な方

  • セラミックや金属などの補綴物がある方


◆ メンテナンスの目安

パウダークリーニングの効果は通常3か月程度持続しますが、生活習慣や歯並びによっては2か月に1度の施術が推奨される場合もあります。
また、ホームケア製品の使い方についても歯科衛生士が丁寧にアドバイスいたします。


◆ まとめ

項目 保険クリーニング パウダークリーニング
主な目的 歯石除去・歯周病予防 バイオフィルム・着色除去
着色除去 不十分 高い効果
痛み・不快感 ある場合も 少ない
補綴物への影響 傷がつく可能性あり 傷つけない
費用 保険適用(安価) 自費診療(ホワイトエッセンス価格9,900円税込)

ご自身の目的や口腔環境に応じて、最適なクリーニング方法をお選びいただくことをおすすめします。どちらが適しているか分からない場合は、ぜひ当院のスタッフにご相談ください。

10年後、誰もが“行くべき場所”として選ぶために。

ホワイトエッセンスの役割とは? 

私たちがホワイトエッセンスを通じてご提案しているのは、単なる“施術”や“メンテナンス”ではありません。 それは、健康な方が今の口腔状態を維持し、より良くしていくための「予防」の実践です。

保険診療で定期通院されている患者様に自費でのクリーニングをご案内する背景には、“今守ることで未来を変える”という明確な想いがあります。 これは患者様一人ひとりの健康を守るだけでなく、将来的な医療費の抑制や、子どもたちへの財政負担の軽減といった、社会的な意義を持つアクションでもあるのです。

さらに、将来、保険制度が変化し補綴治療の多くが保険適用外になる可能性を考えると、“歯を守ること”は“自己の資産を守ること”でもあるという考え方が、これからの時代を生きる上で極めて重要になってきます。

ホワイトエッセンスが果たすべき役割は、健康の先を見据えた価値ある選択肢を、わかりやすく丁寧に提案し続けること。 そして私たち医療人には、その提案を誇りを持って届ける使命があります。

そして10年後には―― 「予防のためにホワイトエッセンスに通う」ことが当たり前になり、 「ご自宅のホームケアでもホワイトエッセンスのケア用品を使う」ことが、 “健やかに生きる人の新しい常識”となっている未来を、私たちは本気で目指しています。

患者様の“これから”を一緒に守っていくために。 ホワイトエッセンスの一歩一歩が、その未来を形にしていきます。

タイムパフォーマンスは患者様のため

新人歯科衛生士の成長を支える、日報を通じた学び

ある新人歯科衛生士との日報では、「出来なかったこと」と「対策」が書かれていました。 その際の院長コメントを紹介します:

  • 出来なかったこと:バキュームの吸引がしっかりできなかった

  • 対策:バキュームのチップの向きに気を付ける

  • 院長コメント(以下)

バキュームを一人で持つ場合、「超音波スケーラーによる簡単なポケット洗浄」は立位の方が短時間で実施しやすいかもしれません。 そして、「集中力」と「工夫」こそが、タイパによる成果を生み出す鍵です。

朝礼でお伝えしたタイパの思想では、「時間をかける=努力」ではなく、「この行動に費やす時間は何を達成するためのものか?」を意識することが重要です。

成果は次の方程式で表せます:

成果=時間 × 集中力 × 工夫

例えば、6分で全顎6ブロックの洗浄を行う場合、ポケット内のバイオフィルムを除去すること、それこそが患者様にとっての成果となります。 つまり、「忙しくて時間がない!」のではなく、限られた作業時間の中で集中し、工夫すれば、より多くの成果を出せるという考え方です。

逆に、工夫もなくダラダラと作業時間を3倍に増やしても、成果が3倍になるわけではありません。集中力が低下するため、むしろ成果が減る可能性すらあります。 集中力が落ちれば、知覚過敏の部位にスケーラーチップが何度も触れてしまい、患者様からのクレームにつながる恐れがあります。また、バキュームのチップの向きによっては吸引しきれない水が誤飲を引き起こし、咳き込むことで余計な時間がかかってしまうことも考えられます。

「対策」に記載された事柄こそ、今後のスケーリング技術の向上において不可欠な工夫です。 さらに、患者さんが苦しくないように注意を払うことも、重要な集中力の使い方となります。

今日も学びを積み重ねながら、より良い医療を提供できるよう努力を続けていきましょう!本日もお疲れ様でした。

タイパ重視の方も気軽にホワイトニング

 ホワイトエッセンスの「ホワイトニングホーム17%」は、 従来の10%ジェルと比較すると、 約1.9倍の速さで歯を白くできるのが最大の特徴です これまで28時間かかっていた白さへの到達時間が、 17%ジェルで15時間に短縮され、 より短期間で効果が実感しやすくなっています。 また、使用時間も短縮しました。10%ジェルでは1日最大2時間を14日間使用する必要がありましたが、 17%ジェルでは1日最大90分の使用10日間で同じ白さに到達できます。 これにより、タイムパフォーマンスが大幅に向上し、 お仕事や育児で忙しい方でも手軽にホワイトニングを続けやすくなっています。 このホワイトニングジェルは厚生労働省の薬事承認(※)を取得しており、 一般の薬局では購入できず、医療機関でのみ処方されるものです。 ホワイトエッセンス加盟の歯科医院で相談することで、 適切な処方を受けることが可能です。※ 医療機器承認番号:30600BZX00174000

注意事項 ホームホワイトニングは自由診療です。 金額:19,900円(税込) ホームホワイトニングジェルをご使用いただく際、 まれに知覚過敏や軽い痛みを感じる場合がございます。 個人差がございますのであらかじめご留意ください。 詳しくはホワイトエッセンスの公式サイトをご覧ください。 https://www.whiteessence.com/service/whitening/home/ ご興味のある方は、桝尾歯科クリニックなど 加盟医院へぜひご相談ください 

オーラルリフレクソロジーを体験レポート

オーラルリフレクソロジーは歯科・整体・エステの技術を融合した7つのマッサージを行います。

1.咬むときに使うかみ合わせ筋をほぐして首や肩のコリを解きほぐしていきます。

2.老廃物を押し流してむくみを取ります。

3.アンチエイジングとデトックス効果のある唾液腺マッサージを行います。

4.メインのアロマガムマッサージ(詳細後述)

5.オーラルマニュピレーション (詳細後述)

6.舌専用のジェルで優しくマッサージして口臭を予防します。

7.最後に唇マッサージで唇をプルプルにしていきます。

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私は当院の経験豊富なセラピストによるデンタルエステを実際に体験することにしました。 

施術室へ入ると、ほのかなアロマの香りが漂い、心が落ち着いていくのを感じます。快適な空調とリラックスできる個室空間は、照明も程よく調整されており、高揚していた気持ちが次第に落ち着いていきました。平服のままで問題なく、施術椅子にゆったりと腰を下ろします。

 まずは口をすすぎ、オーラルリフレクソロジーについての簡単な説明を受けました。施術前にはヒアリングシートを記入し、自覚症状に合わせた効果的なマッサージが受けられるよう準備を整えます。続いて、メインの施術について詳しい説明がありました。

 「まず1つ目はアロマガムマッサージです。歯ぐきには全身につながるツボが40か所もあると言われていますが、ご存じでしょうか?」 

歯ぐきのツボを優しく刺激することで、滞った血液やリンパの流れを促進し、全身の健康を整える効果があります。また、歯周病予防や歯ぐきの健康維持にも役立ちます。

 2つ目はオーラルマニュピレーションです。通常のマッサージでは顔の外側から押すため、深いコリをほぐすのは難しいですが、オーラルマニュピレーションでは口の内側からしっかりとほぐせるため、高い効果を実感できます。むくみの改善、顔の歪みの調整、ほうれい線の軽減、小顔効果も期待できます。」 

私は噛み締めや食いしばりが強く、時々左の顎が開きにくくなることがあります。頬のエラにもコリや痛みがあるため、気になる箇所をセラピストに伝えました。施術中にもコリの場所を尋ねられ、好みの指圧や刺激の強さ、時間の配分を調整してもらうことになりました。

舌クリーニングには、口腔内の健康を維持するためのさまざまな効果があります。舌の表面には細菌や食べかすが蓄積しやすく、これが口臭の原因となることがあります。これら汚れを除去し、口臭を予防することができます。また舌の表面に舌苔(ぜったい)が溜まると味を感じる味蕾(みらい)の働きが低下します。クリーニングによって舌苔を取り除くことで、食べ物の味をより鮮明に感じられるようになります。さらに舌苔には細菌が繁殖しやすく、これが風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクを高めることがあります。舌クリーニングで口腔内の細菌を減らし健康維持に役立ちます。口腔内の口臭の元となる細菌(フソバクテリウム)が大腸がんの原因なるとの報告もあり、舌クリーニングを行うことで腸内環境の改善にもつながる可能性があります。

 施術の最後には唇の温感マッサージが行われました。じんわりと首筋まで温かさが広がり、心地よい感覚が体を包み込みます。  

施術が終わり、手鏡を持って顔を確認すると、むくみが改善され、見た目の変化を実感できました。口元は脳に近いこともあり、施術後にはすっきりとした爽快感や口の軽さを感じます。

 このような施術には、リラクゼーション効果を通じて自律神経のバランスを整える働きがあります。特に、副交感神経が優位になることで、ストレスの軽減や心身のリラックスが促されます。施術椅子での短い休息の間、眠気を感じつつも、セラピストへ感謝の気持ちを伝えました。

 

☆まとめ☆ 

一般にオーラルリフレクソロジーから派生するリラクゼーション効果は以下のようなことが期待されてます。

筋肉の緊張を緩和:マッサージや温熱療法により、筋肉のこわばりがほぐれ、血流が改善されます。

ストレスホルモンの低減:心地よい施術や香りの刺激が、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌を抑えます

睡眠の質向上:深いリラクゼーションが得られることで、睡眠の質が向上し、疲労回復が促されます。

自律神経への影響(交感神経と副交感神経のバランス調整):施術は副交感神経を活性化し、リラックス状態へ導きます。

血流とリンパの流れを促進:リンパマッサージやアロマテラピーにより、体内の「水」の循環が改善され、代謝が活発になります。

ホルモンバランスの調整:リラックスすることで、セロトニンやオキシトシンなどの幸福感を高めるホルモンの分泌が促されます