山口県岩国市の歯医者

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インプラント

インプラント義歯の有効性と高い安全性は確立されています。しかし、手術を伴うインプラント義歯を必ずしもお勧めはできません。

インプラントは審美的で咀嚼効率も高くブリッジ症例よりも隣接する歯を削除することが無く、咀嚼力も回復できる素晴らしい治療法として確立されています。私自身、1988年、大学病院に勤務した時期には無歯顎におけるインプラント症例に接し、その有効性を肌で感じていました。1997年、エンドポア・インプラント(カナダ・イノバ社)の術式を学ぶなどその知識は得て参りました。しかし、当クリニックでは外科手術の専門医が不在であることを理由に行っておりません。しかも、インプラントは治療費が高額であるとの理由により、必ずしも多くの患者さんにお勧めできる治療法ではありません。

手術が怖い、治療費が不安などと感じられている方にはまず、保険適応の義歯やブリッジを試すこと第一歩であると思います。そしてその先には、スマートデンチャーやジルコニアブリッジによる治療が主流になるのではないでしょうか。歯科補綴専門医として院長がベストを尽くし、より安心安全な治療法を提案いたします。もちろん、保険証を持ってきた戴いた患者さんにはまず、最善の保険治療を前提とした義歯を作製いたします。その作製手法や調整はスマートデンチャーと大きく違うものではありません。症例の難易度によって何度も型を取り直し、かみ合わせや審美性の確認、装着後の調整に多くの時間を割いているのです。そのため義歯治療に相当の治療時間がかかることをご了承ください。

インプラントを入れた、目先10年の咀嚼力ではなく、
生涯でどのくらい咬める喜びを維持できるかが大事です。

患者さんが真に求めているものは、インプラント義歯を入れた、目先5年、10年間の咀嚼力ではなく、生涯でどのくらい咬める喜びを維持できるかということに違いありません。

自家用車であれば、機械ですから、10年や15年もすれば傷みが酷くなり修理代がかさむようであれば愛着があっても新車に乗り換えていくことになるでしょう。しかも乗り換えるたびに、車は徐々にグレードが高級となり、より安全で快適なものになりがちです。やがて、高齢となり視力や反射神経の衰えから運転免許すら返上することにもなります。インプラント義歯もこれに似ていて寿命が永遠ではありません。歯周病と同様にインプラント周囲炎になったり、破損して、修理ができなければインプラント除去手術のリスクもあります。インプラントを入れてもらった歯科医師に上手く管理してもらえれば、数十年持つこともあるでしょう、良く噛めて健康で長生きできたら、これに越したことはありません。しかし、高齢になっても次々と天然歯が抜けたからといって、さらに新たなインプラントの追加手術を受けることができるのでしょうか?

経済的な負担は別として、重症な心疾患や糖尿病、骨粗鬆症になると高齢者のインプラント手術は一層、困難です。結局、インプラントを支台装置とした部分義歯を入れることとなります。もっとも最悪なのが当時インプラントを入れた歯科医師が高齢で廃業してしまうと、他院で入れたインプラントについて次世代の歯科医では対応が困難となります。少なくとも自分自身がどんなインプラントを入れたのかが分かる証明書を発行してもらうことをお勧めします。それができてなければ、インプラントの修理は間違いなく大都市のインプラントセンターや大学病院以外では対応が難しくなり、かかりつけ歯科医により古いインプラントの除去と、新しいインプラントの埋入手術を受けざるを得ません。「インプラントはその将来を見通せるかかりつけ歯科医やこれと連携する歯科医師でなければ手術できないことになります。インプラント手術を受ける場合には、一生持つかどうかをその執刀医に伺うのではなく、一生責任ある管理をしてくれるかどうかを問うべきでしょう。

その他にも、様々な障壁が予想されます。脳血管疾患後遺障害や認知症によりインプラントの自己管理が困難になり、不潔からインプラント周囲炎になると、専門医でも除去することの診断や手術が困難なインプラント義歯を往診の歯科医師、歯科衛生士ましてや、介護職員で対応できる訳がありません。

このように、今から義歯治療を受けるのであれば、目先10年間の咀嚼力の向上だけと考えずに、生涯を通じて咬める喜びをどう維持していくかが重要なのです。私は補綴歯科専門医として、あなたの義歯の将来設計を考えるベストパートナーとなることをお約束いたします。

もしも、ご自分の歯が一本も無くなったときのことを想像されたことがありますか?ご心配なく!遺伝性の疾患を除いて、事故でもない限り、一夜で無歯顎になることは決してありません。また、一回で残るすべての患者さんの歯を抜き、強引なまでに、インプラント義歯を勧めるようなことは当院では決してあり得ません。そして無歯顎となられた患者さんが当院に受診されたとしても、私は驚きません。なぜなら、私の専門分野が無歯顎患者の義歯を作製することで咀嚼機能を回復することだからです。そしてその治療法に関する学問・臨床技術が80年も前から確立し分厚い教科書となって存在してるのです。

平均寿命が大きく延びた今日において必要不可欠な総義歯の作製こそ、アンチエイジングの先駆けともとらえることができるのです。