岩国市からの唯一参加

先日、下松デンタルアカデミー専門学校にて開催された就職説明会に参加してきました。1時間半という限られた時間の中で、たくさんの学生の皆さんと面談することができ、その真剣な眼差しに私自身も大いに刺激を受けました。
歯科衛生士を目指す理由は?
「なぜ歯科衛生士を目指したのか?」という問いに対しては、
- 「安定した職であり、国家資格だから」
- 「母親や従妹が歯科衛生士だから」
- 「知人から職業として紹介されたから」
といった声が多く、歯科衛生士という職業が広く認知されていることを改めて実感しました。
学生が気にする就職先のポイントは?
面談では、「就職先を選ぶ際に気になることは?」という質問にも答えてもらいました。結果は以下の通りです。
- 職場の雰囲気
- 診療内容(特にホワイトニング)・有給休暇の取りやすさ
- 教育・研修体制
- 残業の有無・社会保険完備(厚生年金の有無)
- その他:自分の適性、衛生管理(滅菌)、通勤距離、給与、シスター制度の有無
ちなみに「シスター制度」とは、新人スタッフに年齢や経験の近い先輩がマンツーマンでサポートする制度のこと。当院でもZ世代の新卒者を対象に、メンタル面の支援を含めた取り組みを行っています。
情報収集はSNSが中心
「気になる歯科医院の情報はどこで調べる?」という質問には、医院公式SNSが最も多く挙げられました。友人・先輩からの口コミや、学校の先生・家族からのアドバイスも参考にしているようですが、就職情報サイトの利用は少数派でした。
歯科医師としての責任と決意
歯科衛生士は、女性が社会で活躍できる職種のひとつです。その未来を支える歯科医師として、確かな技術と丁寧な接遇を身につけ、患者満足度の向上を目指す教育・訓練の重要性を改めて感じました。
そして、閉鎖的になりがちな歯科医院を、誰もが安心して働ける「完全なホワイトな職場」にしていくことが、私たちの責務だと強く思っています。
最後に
このような貴重な機会をくださった下松デンタルアカデミーの栗原校長先生をはじめ、諸先生方に心より感謝申し上げます。未来の歯科界を担う歯科衛生士の教育が、これからさらに発展していくことを心から願っています。