口腔内スキャナーを使った3D画像診断

口腔内スキャナーは僅か2~3分の操作で上下顎の歯や歯茎の状態を動画撮影し解析できます。ご自身のお口の状況ってどんなふうになっているか気になりますよね。鏡で見ても分からない裏側をノドの方向から見ることができるのです。もちろん歯肉の腫れ、歯垢や歯石の付着状態や歯の色、そしてむし歯の状態も明確に分ります。
このような口腔内スキャン情報は正確なむし歯や歯周病の診断につながります。また歯科医師にとって最も貴重な「嚙み合わせ」という情報も迅速に提供してくれるツールです。従来より行われていた歯型を採取し、石膏模型を作成、カラー写真を5枚とる試料採取方法は1週間の診断期間が必要でしたが、この口腔内スキャナーを使えば極めて迅速に患者様との情報共有が可能となり、治療に対するモチベーションを高めることにつながります。またインターネットを活用し遠隔での診断も可能となるでしょう。
さらには患者様がご自身のお口の情報をご自宅でじっくりと確認できるので治療計画や治療後の予防管理がとても分かり易くなります。予防なき治療は新たにむし歯を再発させ、医療費や治療時間の無駄が生じてきましたが、このような予防システムがさらに進歩することで、増え続ける医療費という社会問題を解決する一助となるはずです。
お口の健康レポートの3D画像の操作画面をこちらから動画で見ることができます。
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