顎機能解析装置

顎機能解析装置　バイオパック（ヨシダ製）

下顎運動経路描記装置、筋電計、顎関節音測定装置。これらを同時または単独に作動させ、下顎の状態を総合的に解析、診断することができます。

当クリニックでは下顎運動を主にタッピングにより記録し、下顎の開閉口運動の速度、経路に着目して新旧義歯装着時の機能評価を行っています。また、咀嚼筋群の筋電図を測定し、タッピング咬合接触時の咀嚼筋活動量、左右同名筋の活動バランス、サイレントピリオド（SP）の出現率を元に機能評価します。また顎関節症患者の左右顎関節雑音を測定し、周波数分析により、大きさと質の変化を解析してきました。現在では主として有床義歯咀嚼機能検査において下顎運動経路の解析に使用しています（令和2年実績73回）。